青空文庫ビューアー

白光礼讃

白光礼讃

今野 大力

明るい北国の十二月

終日雪は降っていた

一尺、二尺、それは容易な大空の変化のページェント

又軽やかに香う土へのプレゼント

    *

或日その前夜を名残に、吹雪は綺麗に止んでいた、そして北国のヌタプカムシペ連峯と上川平野の野原とに

それは雪国の特有な白光を輝かせて

天への一大讃歌をあげていた