帰村
寒々と背姿の林は続き
連峯は雪
よれよれの路はまた坂になり
鴉はあをあをと山蔭に群がり
ああ 少年の日の悲歌が甦へる
ゆふぐれよりも早く
ぱらぱら何時かのように村は花を灯し
村はまた何かを悲しむであらう
こんなにも林の多い路だつたかと
少年の日のふるさとに――
傷心のわたしであつた
帰村
寒々と背姿の林は続き
連峯は雪
よれよれの路はまた坂になり
鴉はあをあをと山蔭に群がり
ああ 少年の日の悲歌が甦へる
ゆふぐれよりも早く
ぱらぱら何時かのように村は花を灯し
村はまた何かを悲しむであらう
こんなにも林の多い路だつたかと
少年の日のふるさとに――
傷心のわたしであつた