青空文庫ビューアー

馬車

馬車

渡久山 水鳴

炭俵載せたる馬車は

やや高き坂にかかりぬ、

そを馭する人は肝やみ

くるしげにむちをば振ふ。

馬よりも人ぞ労れぬ