青空文庫ビューアー

人妻

人妻

渡久山 水鳴

午後三時日は傾きぬ

松山まつやまの女子部のほとり

三年みとせぶり恋人ひぬ、

「何ぜ君は訪ひ給はざる」

かくうらむ彼女かれは「人妻」