青空文庫ビューアー

距離

距離

李 箱

李箱

 白紙の上に一條の鉄道が敷かれている。此は冷へ行く心の図解である。私は毎日虚偽な電報を発信する。アスアサツクと。又私は私の日用品を毎日小包で発送した。私の生活はこの災地の様な距離に馴れて来た。