雹雲砲手
宮沢 賢治
なべて葡萄に花さきて
蜂のふるひのせはしきに
をちこち青き銅液の
噴霧にひるは来りけり
にはかに風のうち死して
あたりいよよにまばゆきを
見ずやかしこの青きそら
友よいざ射て雹の雲
読み方