青空文庫ビューアー

手紙

手紙

坂本 竜馬

此度さし出セし曽根拙蔵にハ、大兄よりも色〻御咄合可被遣(おはなしあひつかはさるべく)候。そして此男に下の関の唐物やに御申聞、皆〻此拙蔵に御引合可被遣候。三吉大夫ニもくハ敷御申被成(なされ)候得バ、此拙蔵ハ何でも出来ることだけハ御定約(ぢゃうやく)仕候間、御国の御為にも、よ程相成、私の国ニもつがふよろしく商談相立可申候と存候。不具。

五月廿八日

九三先生才谷

机下